三河副院長先生の講演

日赤を支援する会では第3回・平成24年度の総会を平成24年2月4日(土)に開催。そのあと北見赤十字病院三河誠・副院長先生に講演をお願いしました。
伝書鳩の記事を見て、会員以外の方も数名参加して戴きました。
トークを戴いた三河誠・副院長/小児科部長そして講演会に参加を戴いた皆さまにお礼を申し上げます。有り難う御座いました。

「北見赤十字病院における新生児医療について」をテーマに。

オホーツク圏には出産に臨む病院が網走・遠軽紋別などにそれぞれありますが、NICU(新生児集中治療室)があるのは北見赤十字病院周産期母子医療センターだけです。ここで異常分娩した赤ちゃんの命が助かる率は道内でもトップクラスと新聞報道などの資料を基に話してくださいました。
十勝・釧路・根室地区と比べると、オホーツク圏の病院と北見赤十字病院周産期母子医療センターのネットワークが確立していて、安心して安全に赤ちゃんを産める環境とのお話しを聞いて、私たちが住んでいる街の立ち位置を再確認を致しました。
平成15年、ユニセフから「赤ちゃんにやさしい病院」に認定。母乳による育児、生まれた時からお母さんと肌を合わせスキンシップを図るカンガールケアなどが行われています。
体重750g程の赤ちゃんの命をNICUで育てる現場のスライドがスクリーンに大きく映し出されました。
小さな命がけなげに力強く生きようとしています。医師、看護師、コメディカルスタッフが懸命に育んでいます。病院スタッフの皆さんの使命感が伝わってきました。
お母さん・赤ちゃんの救命を断らない、そして地域の皆さんの声に耳をかたむける病院運営が使命ですと三河副院長先生は講演を締めくくりました。

なお、当日、FMオホーツクさんが講演を収録しました。番組の放送予定はここで後日掲載する予定です。

平成24年2月5日
北見赤十字病院の明日を考え支援する会